「構えるたびに何かしっくりこない」「スイングが安定しない原因がわからない」
そんな方は、実は構え方が根本原因かもしれません。
今回は、スクールでも実際お伝えしている「アドレス安定のコツ」を紹介します!
なぜ構え方が大事なのか?
ゴルフというスポーツは、同じ球技の野球やサッカーのように動き回るスポーツではありません。
ボールも止まっています。
そこで求められるものは、「再現性と精度」です。
毎回同じスイングをするためには、毎回同じように構えて、その角度を保つ必要があります。
構え方は、ゴルフスイングの土台となる柱なのです!
安定したアドレスを作るポイント
ポイント①:足幅と体重バランス
・足幅はクラブの長さに合わせて調整、肩幅程度(広すぎる幅は軸を保つのが難しい)
・体重配分は左右均等、母指球側とかかと側の配分も均等(指側だとブレやすい)
ポイント②:姿勢
・猫背になりすぎないようにビシッと立つ
・膝を曲げるのではなく、骨盤から前傾する
・首と腰は反らない
ポイント③:グリップ位置と腕の向き
・グリップは上半身と下半身の向きが変わらないところでいい(上半身だけ左向いてるはNG)
・両腕は外旋して肩の力は抜く(突っ張る必要なない)
自宅でできるチェック・練習法
1.ビシッと立って30度くらいの敬礼をする(首も膝もまっすぐなまま)
2.肩幅くらいに足を広げる
3.30度くらいを保ったまま軽く膝と腰の力を抜く
4.母指球側とかかと側の配分を均等にして、腕を自然に垂らせばOK!
※構えてから自分の膝下を見たとき、脛や足首が、膝で隠れて見えない構えはNG!
よくある失敗例と対策
・足幅が広すぎる → 中心軸をキープしやすい幅で構える
・体重配分が指側にある → バランスが大事なスポーツなので、かかと側にもしっかり配分する
・腕を突っ張りすぎる → 肩に力が入りやすく、軌道が不安定になるので自然に垂らす
まとめ
アドレスの安定がスイングの安定を生みます。
「正しいスイングは正しい構えから」を頭に入れて、基本を大切にすることが重要です。
まずは自宅でもできることから取り組んで、正しく構えることを習慣にしてみてください!
関連リンク・次回予告
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